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小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞える」二項対立から脱構築へ

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小沢健二×SEKAI NO OWARIのコラボで新曲「フクロウの声が聞こえる」が本日9月6日発売になりました。Amazonの事前予約や一部CDショップでは昨日からフライングゲット出来たみたいで、私も昨日届きました。

ジャケットは漫画家の松本大洋さん。
小沢健二のコラボは「今夜はブギー・バック」以来23年ぶりのことらしいです。

「フクロウの声が聞える」は既にライブで披露されてた曲で、ライブ版は小沢健二1人のボーカルでアレンジも全然違うそう。

コラボの経緯などは以下の動画をどうぞ。小沢健二とSEKAI NO OWARI 『フクロウの声が聞こえる』短篇

「フクロウの声が聞える」の歌詞

「フクロウの声が聞える」の歌詞はこんなフレーズから始まります。

f晩ご飯の後、パパが「散歩」のに行こう」って言い出すと
チョコレートのスープのある場所まで!」と 僕らはすぐ賛成する

SEKAI NO OWARIのFukase(f)の歌い出しです。ここはイントロから唐突に始まりすごく難しい歌い出しです。
「フクロウの声が聞える」はFukase(f)ヴォーカルと小沢健二(o)が交互に繰り返される構成になっています。

「チョコレートのスープって何だ?」と思いながら、聴き進めていきます。

foいつか混沌と秩序が一緒にある世界へ

fいつか絶望と希望が一緒にある世界へ

対立する2つの概念が「一緒にある世界へ」と収斂を願う歌詞が何度も言葉の組合せを変えて繰り返されます。

「二項対立の世界から脱構築の世界へ」

要するにこれは「二項対立の世界から脱構築の世界へ」の転換を歌っていると思いました。
現実の世界は二項対立が激化しています。トランプの当選がそうだし、米バージニア州で起きた白人至上主義者と反対派の衝突もそう。
ポリコレとヘイト。
イスラム教と反イスラム主義。
フェミニズムとミソジニー。

80年代のポストモダンは何だったの?って有様。80年代に持て囃された「ポストモダン」も「脱構築」も結局ファッションで虚構に過ぎなかったのでしょうか。
あっという間に2項対立の時代へ逆戻りです。

「フクロウの声が聞える」はこうした二項対立の世界から本当の意味で「脱構築」し、対立は対立として存在しながらも共存していくことを願う歌だと思います。
二児の父親となった小沢健二は、二項対立に満ちた世界でこれから生きていかなければいけない子供たちへの応援歌としてこの歌を作ったのかもしれない。

二人のボーカルが重なり、クライマックスの皆で「ラ ラララ ララララララ…」の多幸感!
脱構築云々とか書きましたが、そういうことより、小沢健二の純粋な気持ちに触れられたことがとても幸せです。
小沢健二は本気で「ベーコンといちごジャムが一緒にある世界へ」を目指しているのでしょう。その世界への旅立ちの歌が「フクロウの声が聞こえる」ではないでしょうか。

コラボの意味

そう考えるとこの歌は父親(o)と息子(f)が交互に歌ってるように聞えます。

なぜセカオワとのコラボ曲なんだろうと思ってたけれど、今はダブルボーカルがしっくりきます。

fいつか残酷さと慈悲が一緒にある世界へ
oベーコンといちごジャムが一緒にある世界へ

o震えることなんてないから f泣いたらクマさんを持って寝るから

ベーコンといちごジャムの意味はよくわからないけど、fukaseさんの透明感のある声がオザケンより音程がしっかりしてて安心して聞けますw

「流動体について」ときも思いましたが、オザケンの詩はここに来て、昔よりストレートな言葉を大胆に使ってる気がします。
テーマとしては「始まりと終わり」の刹那の美しさを歌ってきた小沢健二節から連なるものだけど

oちゃんと食べること 眠ること

なんてストレートな言葉を使えるようになったのは、よりわかりやすくはっきり伝えたいという意志の現れなのかなと思ったり。

曲としてすごくシンプルな構成なので、頭に残ってつい鼻歌歌いたくなるキャッチでポップな歌です。

今週のMステにも出るそうですし、絵本も出ます。9月の小沢健二を楽しみ尽くしましょう。

小沢健二「流動体について」はこちらをどうぞ。
design.syofuso.com

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